生活

にっき

わたし

大好きな推しが卒業した。
推しって言葉では語れないぐらい、
大大大好きだった。
彼女の美しさとか、真っ直ぐな性格とか子供っぽく笑うとことか、ジャンプすると大の字になるとことか、本当に出会えて、応援出来て良かったって心のそこから思う。

私は自己紹介とか自分の話をするとき、
アイドルオタクでって必ず言う。そうすると今の時代必ずアイドルオタクは近くにいるし距離が縮まる。宗派は違くても。

今、大好きな推しが卒業した時に私は自分を代弁するものが無くなってしまった。

私って何者なんだろう(混乱)
大好きな攻殻機動隊の素子のセリフで、
「他人の夢に自分を投影してるだけでは、死んだも同然だ。」
今聞くとすごく胸が痛い。
応援してたつもりの事が自分の話にすりかえてた。
すごく空っぽなのは、彼女を通して自分を見る事が出来なくなっちゃったから。
彼女ではなく自分の事ばっかり。
誰かを応援してる自分は、現実を直視しないですんでたし、許されると思ってた。だって時間もお金もかけてるんだもん。
この5年、楽(らく)し過ぎた。


あやふやにしてた部分のツケがきた感じ。
今すごく自分とは何ぞ?ってなって、
アイドルオタクの中でも中途半端だし
社会人としては堕落してるし。
憧れが消滅した後って何が残るんだろう。
キラキラ輝く星が地球に堕ちたら汚い塊や塵にしかならないみたいに、推しが消えたら私には何にも残らなかった。
ただ自分で思考しないオリジナルじゃない女がいるだけ。


この半年は自分の生活を見直したいって思う。自分の人生において大切なのはどの部分なのか、とか。
その中で誰かに推しがもう関わらない、ありのままの自分の話が出来たらいい。
旅立ちの春が来た、、夏だけど。